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  • 鈴木 創: 音魂大全―史上最強の20世紀ミュージック・エンサイクロペディア

    鈴木 創: 音魂大全―史上最強の20世紀ミュージック・エンサイクロペディア
    ちなみに著者は1960年生まれです。 年齢が近い方必携の音楽ガイドです。 音楽に目覚めた中高生の頃、自分より音楽に詳しい友達に あれこれ音楽情報を教えてもらった経験があるでしょう。ミュージシャンがどんな影響を受けて この曲を書いたかなんていう話は 音楽の楽しみ方を格段に広げましたよね。この本はその友達になってくれるんです。昔聴いたミュージシャンの項目を読めば、「次にはこれを聞きなよ」と理由と共に教えてくれます。

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2011年8月

2011年8月30日 (火)

ラーメンの町、つくば Part.1

ラーメンの町、つくば。

つくばに行けば誰もがそう思うだろう。
クルマでつくば市に入ると街道沿いのラーメン屋の多さに驚く。
二郎系も大勝軒直系も水戸スタミナ系もある。
規模の大きいチェーン店から個人営業の店まで軒を並べ、この地では外食の中心がラーメンである事は疑いない。
以前、国道1号を大阪から京都に向かった事があるが、大阪にはラーメン屋が無いのではないかと思うほどであったのに、京都府に入ったとたんにラーメン屋の看板が増えたことに驚いた事を思い出した。京都には独特なラーメン文化が発達しており、京都発祥の有名全国チェーンは各地で人気を保っている。

つくばのラーメン屋の数は人口比で全国有数ではないだろうか。
ラーメン好きが多い地域では競争に揉まれてレベルの高いラーメンが産まれるとすれば、つくばはラーメン好きにとっては目を離せない地域である。
将来は、京都のようにご当地ラーメンとして広く認知されるかもしれない。

実は、それどころか札幌とか博多とか荻窪等のように聖地化する可能性もあると感じた。
つくばのラーメン店は高粘度のスープを出す店が多いようである。
今回、実際に食べた店の中で、特に印象に残った店を3店と、番外編を1店投稿する。

★ハリケンラーメン★

トップはこの店であろう。
筑波大学の北東、県道200号線沿いにあるが、派手な幟もない。
店の前には広めの駐車場があるが、車がとまっていなければ見落としてしまいそうな地味な外見の店である。
周りは田畑である。

店内はカウンター席のみで、後ろの待ち席まで広いスペースのある余裕を持った造りである。
券売機で「鶏そば(醤油)」を購入した。
待ち席は既に埋まっていたので、窓側に立って並んだ。並んでいる間に食券を回収された。
カウンターの中には二人が立つが、回転は速くはない。店内の席がカウンターのみというのは理にかなっているという事か。

出来上がったラーメンはドロっとした黄金色の高粘度スープ。
穂先メンマ、玉葱のみじん切り、刻んだ青菜、バラチャーシューとつくね様の肉塊、さらには焼き目のついたバケットが載る。パンが浮かぶラーメンは初の体験である。
スープから立ち上がる芳醇な鶏の香りそのままの濃厚な鶏スープである。
臭みは全く感じられず、強烈なコクに圧倒される感じで上品かつ実に旨い。
これだけ鶏の旨みが出ているのなら醤油ではなく塩にすれば良かったかもしれない。

麺は中太で、スープをその身にまとわり付かせて運び、歯応えといい、舌触りといい絶妙でスープとのバランスが実に良く、完成度の高さに驚いた。

鶏の臭みの消し方や、さらに玉葱や青菜の香りの使い方、水気を飛ばしたパンにスープを染込ませ、麺とは異なる風味でスープを楽しませる発想は西洋料理風のアプローチとも思われる。

こんなクリエイティブな店が田園地帯のど真ん中にあるのが面白い。
将来つくばが聖地化する可能性を感じさせる店である。

Dsc_0133

Dsc_0137 つくね入り

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Dsc_0138_3 目印はこれだけである。

つくば市栗原2857-8

★喜元門 つくば東光台店★

小見玉市に本店がある。
2007年に生活情報サイト「All About」で、かの方が「茨城で美味いラーメンに遭遇」という記事で絶賛しているのを目にした。http://allabout.co.jp/gm/gc/216784/
ラーメン好きは基本的にどんなラーメンを食べても一応は喜んでいるものだと思うのであるが、ラーメンを食べるのが仕事みたいな人はそうもいかないはずなのに「実に美味かった」とまで表現しているとは珍しいと思い、小見玉市なるところへ行ったら是非試してみたいと思っていた。
その支店がつくばにもあった。

この店はナビを使っても分り難い場所にある。
目印はホテル東光で、その裏の道沿いと説明すればよいだろう。
店の前に数台分の駐車場がある。

店に入ってすぐ左手に券売機がある。
はっきり言ってメニューが多くて悩ましいと思う。
事前調査の上、意志を固めてから訪問しないと店内のメニューを見てからまた悩む事になる。
今回のつくば滞在中、3回もこの店を訪問する事となった経験から言える事である。

ここでは「鶏魚介煮干」を取り上げたい。
カウンター席の後方には製麺室があった。自家製麺だ。
メニューによって麺の太さ3種類を変えている事が分る。
さらに食券を渡すときにチャーシューのを4種類の中から選ぶ。
4種とは主に調理法による区別されていたもので、この時はバラ巻きチャーシューをセレクトした。

「鶏魚介煮干」はかなり高粘度のスープに太麺の組合せ。
チャーシュー、半味玉、穂先メンマ、青葱、玉葱のみじん切り、海苔が載る。

スープはドロドロ状態の重量級であるが、口に含んだ瞬間に強烈な鶏味が破裂する。
それに煮干が乗りかかって来る。煮干もかなりの強さである。
エグ味を取ったり臭みを取ったりするアプローチではなく、腕力の強い者同士をぶつけ合って楽しもうという趣向に違いない。
麺は滑らかな喉越しと噛み応えが同居するもので、スープとのマッチングは狙い通りであろう。

名横綱同士の力のこもった四つ相撲が楽しめた。

他のさらさらスープのメニューも試したが、どれも驚くほど完成度が高い。
「濃厚魚出汁醤油」や「中華そば醤油」も大変旨かった。

「鶏白湯」は休みと表示されていたが、「鶏魚介煮干」の濃厚な鶏味から類推すれば鶏好きにはたまらないもののはずである。
ぜひ食べてみたい。

Dsc_0126 鶏魚介煮干

Dsc_0128 ドロドロのスープ

Dsc_0131 濃厚魚出汁醤油

Dsc_0093 中華そば醤油

Dsc_0098 外観

つくば市栗原2857-8

★麺や蒼★

つくばの研究学園地区の中心部近くにある。
駐車場は店の裏手に確保されていた。

店内はラーメン店というよりもっと垢抜けた喫茶店風のつくりである。
店内に入ったところにある券売機で「ラーメン 750円」を購入してカウンター席へ付いた。
訪問は平日の14:00くらいで、店内は比較的空いていた。

出来上がったラーメンは味噌味だった。
基本メニューが味噌味なのだ。
ここもまたドロっとしたスープであった。

ビジュアル的にも印象深いラーメンである。
黒っぽい丼は、まるで額縁のようだ。

トロみであわ立った白味噌スープに、平打ちの太い麺。
丼の中心には白葱の山が盛り上がり、麓には玉葱のみじん切り。
メンマやチャーシューは葱類の下に隠れていた。
味噌ラーメンには珍しい魚粉の小山もあった。
そして全体にオレンジ色の辣油がかけられていた。

しばし見た目を楽しんでから、先ずはスープを一口含むと、これはもう「濃厚」の一言につきる。
豚骨と芳醇な味噌がドロっとした舌触りのスープになって、滑らかな麺の表面にもまとわりつくのである。
大量に載っている2種類の葱や魚粉を組み合わせると少しずつ味が変化するので、これだけ濃厚なスープでも最後まで飽きることもない。

麺は表面が滑らかなコシの強いもので、この濃厚スープにマッチしている。
他ではあまり見ない平打ちの太麺で非常に風味がよい。
この麺は一度つけ麺で味わいたいと思った。
次回の宿題である。

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Dsc_0106

つくば市竹園2-6-1

番外編
☆大河

常磐自動車道谷田部インターから2kmくらいであろうか。
近くに常陽カントリー倶楽部というゴルフ場があった。
周りは田園風景そのものといった中に普通の住宅を店舗兼にしたという風情の店である。

交通手段は車以外には考えられないが、その分か、駐車場は結構広い。
その結構広い駐車場がいつ来ても満車で、店の前の長い行列を見てしまい、いつも諦めて他の店に向かったものである。

今回は開店前に到着した。先に駐車場に止まっていたのも1台だけだった。その1台は二人連れで、もう店の入口前にいた。
「今回こそはありつける。まだ開店まで30分近くある」店の前に立つまでもないと判断し、車の中で待ったのがいけなかった。その後に駐車場に入って来た車が店の前に車を止め、先ず一人が飛び出すように車から下りると3人目に並んだ。
もう一台が入って来てニ人下りて並んだ。一人だけ下りて並んだ人のところに残りの家族が五人近付いた。
しまった油断した。前に七人も入ってしまった。
慌てて列についたが、開店前に20人を越えるほどの列になった。
中にはタクシーで乗り付ける女性もいて、待たせて食べるのも悪いと思ったのか、運転手も一緒に列に入った。
11:30の定刻を少し過ぎて店が開くと、順番に券売機の前に進み食券を購入するが、すぐ前の人が購入中にカウンターの中から「チャーシュー終り!」との声がかかった。
9番目より前で終わり?
開店前、列の順番を巡る静かだが妙に殺気立った争いの原因はチャーシューだったか。
相当なプレミアムチャーシューのようで、数量は厳格に限定されているようだ。
先の6人家族連れが全てチャーシューの食券を購入していた事が判明すると、注文を取り仕切っていた店主の奥方と思われる女性から、誰がチャーシューを放棄するか相談するように求められていた。
という事は先着5名様限りか。

ラーメンを作っているのは白髪頭を7-3でキメた店主である。
ラーメン屋の主と言うより、学校の事務長風かもしれない。

1ロット2-3杯程度なのか、回転はよくない。
10番目の入店で、出て来るまでに20分以上経っていた。

選んだメニューは「こってり醤油」である。
出来上がったラーメンは分厚い背脂の層に覆われて、その下の醤油スープまで見えていない。
食べてみると見た目ほど脂がしつこくなくて食べやすかった。
醤油のタレも確かに利いているのであるが、カドを感じるほどではない。

今回は長い行列を作る程の理由は見出せなかった。
何回か食べると分る秘密があるに違いないのだが、初回だけでは無理だったようだ
次回は・・・万一並んでいなかったら再度挑戦したい。

店を出るときはさらに行列が伸びていた。
客層は家族連れやカップルなど、おそらく地元の人が多いと思うがつくば市民のラーメン好き度が窺える店だった。
Ca3c0248

つくば市片田23-15

2011年8月24日 (水)

日の出らーめん 平塚店

平塚市は真土、国道129号線沿いにある。
この辺りはガストやリンガーハットなどロードサイドの外食店が立ち並ぶ場所で、こちらの店も埋没してはならじと派手な幟やら暖簾やらで目を引く努力が見て取れる。
行ったのは休日の昼過ぎであったが、駐車場はほぼ満車で入り口近くの待ち席に1家族がテーブル席が空くのを待っていた。
店内は家族連れで大繁盛のようだ。
券売機で「剛つけ麺玉子」を購入した。
こちらは一人なので直にカウンターの最奥の席につけた。

日の出らーめんといえば京急日の出町駅と場外馬券売り場の中間くらいの場所にある。
道路の反対側の野毛地区は東急東横線の桜木町駅が消滅してから人が少なくなってしまったが、日の出らーめん側は競馬ファンの需要が確実に計算できるロケーションだろう。

しかし、私の見たところ、開店した当初の日の出らーめんは、付近のラーメン屋と比べて特に目立った店ではなかった。
ところがこの「剛つけ麺」がメニューに加わると状況は一変、アップル社のiPodみたいに業績を跳ね上げるエンジンになった。
いつの間にか店の前には「剛つけ麺」の幟が立ち並んだ。
当時はまだ珍しかった極太のかた麺に、他の豚骨魚介とは少し違う動物が勝ったつけダレがまさに剛であった。
いつの間にやら支店まで作るほどに成長していた。

さて、出来上がった「剛つけ麺」であるが、目の前に置かれて「あれっ?」と思った。
他の豚骨魚介つけ麺とは一線を画していたつけダレの中の豊かな具が少ない。
ゴロゴロ入っていた長ネギは跡形もなく消え、キャベツばかりだがそのキャベツも少ない。
不安に駆られるようにタレの中を箸で捜索することとなったが、たまに引き上げられるのはチャーシューの破片とかメンマの切れ端ばかりだ。
玉子を追加したから良いものの、なければどうなった事やら。
あの蒲鉾ほどのチャーシューは幻か。

とても残念な気持ちになったが、つけダレ内の捜索は打ち切り、麺を食べ始めた。
麺のハリもコシも変わっていないように思えた。
しかし、食べ物に関してはは一度残念な気持ちになると、食べ終わるまでの時間では回復できない。

諸物価高騰を理由にコストダウンが必要な場合があることは理解できる。
しかし「剛つけ麺」をしょぼくれた姿にしてしまったとは 他に金看板でも得たという事だろうか。
または、立地を活かし、ファミレス的な店として生きるのだろうか。

カウンター最奥の席はすぐ後ろに調理場と仕切る低い扉がある。
女性スタッフが通る度にこの扉が椅子の背に当たる衝撃を受け続けた。
スタッフの背中を見ながらコストダウンするならこちらだろうと、少々八つ当たり気味の思考になってしまった。

Dsc_0091
                                                   
Dsc_0090 キャベツは見えているのが全てである。

Dsc_0092 看板メニューなのである。

平塚市東真土2-8-1

2011年8月23日 (火)

まつや

茅ヶ崎の北部丘陵、県道47号線沿いにある店である。
県道を挟んだ向いにはミニストップ、湘南ライフタウン行き神奈中バスの堤羽根沢バス停がある。
駐車場は店の前にあった。
吉村家の系列店で最も辺鄙なところにあるとされる「まつり家」まで7-800mほどであろうか。
飲食店経営の地の利は薄い。味で勝負ということか。
店の構えも地味な感じであった。

入口を入って右手の券売機で基本メニューと思われる「ラーメン 650円」を購入。

L字型カウンターの中には店主が一人だけである。
白木のカウンターテーブルといい、機能的に整理された調理場といい清潔感がある。
店主の前掛けにも「衛生第一」の文字が染め抜かれていた。

この店のように調理する人の一挙手一投足まで見える店が好きだ。
同じような店造りは寿司屋にはよくあると思うが、職人の仕事ぶりが見えるのは楽しい。
手打ち蕎麦屋の実演コーナーも同様だ。
調理する側も素人さんとは違うという自信がなければこのような造りにはしないはずである。

さて、できあがったラーメンは透明度がゼロに近い茶濁したスープに中細でほとんどストレートな麺。
トッッピングはメンマとチャーシューに細かく刻んだ葱という極めてシンプルなものであった。

一口スープをいただくと、鰹中心であろう魚出汁の効き方が強いのに驚いた。
一口で口中を魚一色に染められる感じだ。
醤油のタレもきまっている。
しかし、のどには逆にまろやかに感じる飲みやすいスープだ。
層を作るほどではないが、脂も多めでこってり感もある。

麺はややモチッとした歯ざわりで、麺にスープが引きずられる良いコンビである。

「これがウチの味の特色だ」という主張があるラーメンは食べた後の満足感が違う。
数多あるラーメン屋の中で、「今日の気分はあの味」と具体的に思い出して選ぶことが出来る。

大変気に入った。

店主は食券を受取る時やラーメンを出す時、必ず客の正面に立ってひと声掛ける。
丁寧で心が篭った所作だと思った。
この店主のお人柄が色濃く反映されているのだろう。
主張をホスピタリティで包んだラーメンであった。

実は日を変えて「鶏塩ラーメン」も食べてみた。
こちらは確かに鶏出汁でチャーシューが鶏チャーシューになるのであるが、「ラーメン」のスープに鶏スープをブレンドしたWスープというか、「ラーメン」ほどの特色は感じられない。
この店に来たときは、やはり「ラーメン」を選ぶだろう。

Dsc_0165 ラーメン

Dsc_0169 チャーシューもメンマも葱も 仕事がしてある

Dsc_0187 鶏塩ラーメン

Dsc_0189 鶏チャーシューも良い出来だった。

Dsc_0174_2 店舗外観

茅ヶ崎市堤73-5

2011年8月14日 (日)

らーめん まる玉 辻堂店

JR辻堂駅南口から真南へ伸びる道をほんの5-60m進んだ所にある。
駐車場はないので付近の時間貸しを利用することになる。

都内の鶏白湯スープで有名な店の支店との事。

開店直後の店内は先客も2組で、直ぐにカウンターに座れた。
スタッフの対応は笑顔のテキパキで非常に好印象であり、さすがに洗練されていて文句の付け所がない。

口頭で注文するシステムで、基本メニューと思われる「まる玉らーめん」を注文した。
麺の固さについて好みを聞かれたので「普通」をお願いした。

メニューを見るとバリエーションはトッピングによるもので、味は1種類のようであった。

殆ど待たない内に出来上がったラーメンは、やや黄色を帯びた白濁したスープに博多ラーメンのような細いストレート麺。
トッピングは刻んだ青ネギとあおさ海苔、薄くスライスした巻きチャーシューであった。

スープはややトロみがあって、細麺によく絡みつく。
鶏の臭みは完全に消され、例えは悪いが体調の悪い時でも鶏の滋養が摂れそうな程非常に上品に仕上がっている。
あおさ海苔の風味もよくマッチしている。
お年寄りを連れて来ても、必ず喜んでもらえると思う。

しかし、正直なところ物足りない。
おいしかったのに、時間が経つと味をイメージできないのである。
思い出しても駆り立てられるような要素がない。
今はまだラーメンにパンチが利いたものを求めているからだろうか。
二郎や中本、家系や大勝軒が旨いと思っている間はこの店の本当のファンにはなれないかもしれない。

ところで、「まる玉」には100円追加で「からしスープ」という青唐辛子を加えるオプションがある。
これは試してみたい。
以前宮崎市に行った時、当地では名が知れているとされる「きっちょううどん」という店に入ったことがある。
ダシは色が薄い透明に近いもので、関東の醤油味に慣れた身には物足りなく感じた。
しかし、備え付けのすりおろした青唐辛子を投入したら抜群に旨く感じたのを思い出した。
強烈な辛味があると、自然と辛味の向こうにある別の旨みを探し出しに行くものらしいと思った。
これと同じメカニズムが働くなら、この上なく旨く感じる可能性があるからだ。

Dsc_0148

Dsc_0150_2

藤沢市辻堂2-9-7

JAH ROUTE1 二宮

国道1号線の上り側、JR二宮駅近くにある。
駐車場は店の前に2台とめられる。

5-6年前まで茅ヶ崎市柳島、国道134号沿いにあった店である。
その後 東海大の近くに移転したが、再移転したようだ。

柳島の店に行った時、水とメニューを持ってきた女性スタッフから「ウチは焼豚屋(チャーシュー屋)ですから、チャーシュー麺をお勧めします」とかなり強い調子で言われた。
メニューを見る前にそう言われたら仕方ない。
口が勝手に「ではそうします」と言ってしまっていた。

愛想よくニッコリ勧められた訳でもない、ただ女性スタッフの迫力に負けただけである。
メニューを強制された気分になって、「本当にそんなに旨いのか?」と疑い、「チャーシュー屋ってなんだ?ラーメン屋じゃないか」と思った。
そんな気分で食べたので味はあまり覚えていないが、チャーシューについては「ま、仕方ないか。確かに旨い」と思ったのはよく覚えていた。

柳島の店は薄暗い印象だったが、こちらは窓から外の光が入る明るい店になっていた。
店内はL字カウンターと3つのテーブルで15人程度の収容か。
カウンターに座ると、店主が目の前にやってきた。
相変わらずメニューを強制されるのかと身構えたが、「お決まりですか?」と聞かれた。
今度も口が勝手に動いてしまい、チャーシュー麺を注文した。

今回もメニューを見ずに注文したが、待っている間メニューを見ると、オムレツや肴系のものが多く、酒類も多種置いてあったので、夜は呑み屋的な趣向になるのであろう。

出てきたラーメンは色の濃いスープに香油の層が分厚くコッテリした感じである。
チャーシューと海苔、刻みネギとワカメが載る。
麺は縮れた細めの麺である。

店内表示によればスープは鰹とサバのを使ったものだそうだが、香油と合わさって独特の味わいがある。つい飲み干してしまった。
これは何回か食べると中毒症状が出そうなスープで、特に飲んだ後などは体が欲してしまいそうである。

チャーシューは口の中でとろける程柔らかく、丼の中でどんどん崩れていく。
味付けもよい。さすがに看板にするだけのことはある。
「チャーシュー屋ですから・・・」というのは「ラーメンが先かチャーシュー先か」という問題なのかもしれない。
とすれば、550円のラーメンにだってチャーシューが入っているのではないか。このラーメンは抜群の高CPである。

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中郡二宮町二宮200-3

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