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  • 鈴木 創: 音魂大全―史上最強の20世紀ミュージック・エンサイクロペディア

    鈴木 創: 音魂大全―史上最強の20世紀ミュージック・エンサイクロペディア
    ちなみに著者は1960年生まれです。 年齢が近い方必携の音楽ガイドです。 音楽に目覚めた中高生の頃、自分より音楽に詳しい友達に あれこれ音楽情報を教えてもらった経験があるでしょう。ミュージシャンがどんな影響を受けて この曲を書いたかなんていう話は 音楽の楽しみ方を格段に広げましたよね。この本はその友達になってくれるんです。昔聴いたミュージシャンの項目を読めば、「次にはこれを聞きなよ」と理由と共に教えてくれます。

つけ麺

2012年1月22日 (日)

麺おさふね(町田市)

町田の鶴川街道沿いにある店である。
駐車場完備である。

季節は正に厳冬であったが、つけ麺が食べたくなった。
町田市内の土曜日の渋滞が頭をよぎったが、流行の魚介豚骨の一枚上を行くこの店のつけダレを思い出してしまい、
途中からは万難を排してでも訪問すべしとの気分に変わってしまった。

店に近付くと、7-8人の待ち客の姿が見えた。
相変わらずの人気ぶりである。
数年前の開店時から店周の整備工事がされていたが、既に店のすぐ横に駐車場が完成しており、すっかり落ち着いた感じになっていた。

この店は、最初に券売機で食券を購入し、それをスタッフに手渡してから店外で呼び出しを待つシステムである。
小麦の風味が堪能できるゴワゴワ太麺の「あばれ麺」と迷ったが、結局は「激辛つけ麺大盛」(950円)を購入した。
日中でも気温が10℃を下回る寒さであったが、長い時間待たされることなく店内に案内された。

カウンターの中に店主らの姿は見えず、20歳代位の若いスタッフが2名で営業していた。

この二人の手際が悪い。

麺の量が間違っているとか、注文が間違っているとかの相談を繰り返すので待っている方は不安で仕方ない。
店内の席が半分以上空いているのに、厳寒の吹き曝しの只中にいる待ち客をなかなか案内しない。
アルバイトで素人丸出しなのか、ホスピタリティが欠け落ちているのかと思うと腹立たしい。
店長がいないとこんなにも弛んだムードになるものなのか。
この店は年配層にも人気がある。味は当然であるが、ホスピタリティが欠ければ年配層の強い支持は得られなかったはずである。

がっかりした気分も落ち着いてきた頃、やっと出来上がってきた。
「激辛つけ麺」はタレも辛いが、冷水で硬く〆られた麺に辛味がまぶしてあるのが特徴で、麺だけ食べても旨いので楽しみにしていた。
しかし、今日の麺は辛味の絡ませ方が中途半端で色彩がマーブル模様になっていた。
それもそのはずで、麺に辛味を和え初めた途端に、カウンター内で注文の確認が始まり、和え作業は中断したまま終了となったからだ。
作業再開はセルフサービスで行うしかないのか。
しかも、こちらは大盛なのに、隣の人の中盛り(普通)の方が若干多いような気がした。

食べる寸前まで失望の連続であったが、食べ初めたらいつもの味であり、食前の不安が強かった分だけ安堵感も大きかった。

麺は表面がなめらかでしっかりとしたコシがあるもので、舌と歯と喉で快感を得られる。
基本的によくある魚介豚骨のつけダレではあるが、この店は海老等更に多くの種類の出汁が効いており、奥の深い味わいがある。
豚骨魚介の「またこれか」というものとは異なる。
辛味は一見激辛に見えるが、見た目ほどではなく一般的な坦々麺レベルの辛さである。

この日の日替わりの割りスープは「鯛」であったが、当然のようにスープを注いでもらい、タレまで完食した。

つけ麺としてはかなりハイレベルな店だ。
しかし、価格設定が少々高めである以上、客扱い等味以外の面でも辛口にならざるを得ない。
町田周辺には旨い店が多数ある。次回来た時は店を覗いてみて、お子様スタッフしかいなければ、他の店に向かうことにしたい。

Dsc_1050 激辛つけ麺 大盛 950円

Dsc_1053 麺に辛味を和えるタイプ

Dsc_1055 つけダレ 見た目ほどは辛くない

東京都町田市金井町2005-1

2011年7月25日 (月)

喝采

町田街道沿いにある店。真裏の駐車場に4台分を確保してあった。

店内はL字のカウンターとボックス席もあった。
入口を入って左手の券売機で「もりそば(中)」と「ミニ丼」を購入した。
(中)サイズは300gと400gから選べるが、400gを選択。

麺と具は太い竹を縦割りにしたデザインの容器にて出てきた。
この容器は珍しい。具は穂先メンマと半味玉だった。
穂先メンマは味付けも食感も丁寧な仕事ぶりが出ていて、好感が持てるものであった。

麺は褐色がかった中太のストレートで、ややザラっとした舌触り、いかにもつけダレが絡みそうな感じである。

つけダレは茶濁していて、かなりのとろみがある。このとろみの正体はとろろ昆布で、しかも相当量が入っている。なるほど、とろろ昆布で麺にまとわり付かせる手法か。
流行の豚骨魚介とは異なる味で、やや甘みが強い、出汁も味も濃厚なもの。
つけダレが超濃厚な上に麺との絡みは想像以上であるので、麺をすべてタレに入れず、半分くらいを浸して啜るという蕎麦のような食べ方をした。
これが意外なほどよかった。麺の風味とタレの味をしっかり楽しめるという、蕎麦と全く同じ食べ方が正解だった。

実は、つけ麺も高レベルだが、サイドメニューのミニ丼がすばらしい。

考え方によっては申し訳ない事であるが、この店に来る本当の目的はミニ丼と告白する。
このミニ丼、サイズは一般的な茶碗のご飯で、その上に賽の目状に切ったチャーシューと、ぶつ切りゆで卵を和えた塊が載っている。
全体にかかっているタレからだろうか、胡麻油のいい香りがしてとびきり旨い。
サイドのチャーシュー丼の類ではど真ん中のストレート。
これだけでも来た甲斐があるほどの秀逸な丼と言える。
いろいろチャーシュー丼の類はチャーシューの出来映えを押し出したり、ネギを使って工夫を凝らしたものにお目に掛ったが、卵好きにとってはこれ以上は未経験。あえてネーミングから「チャーシュー」を抜いた程卵が前にでた丼である。

激戦区の町田である。もう少し人気が出れば単価の低いミニ丼はメニューから消えてしまう可能性がある。
今のうちに堪能しておく方がよさそうだ。

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Dsc_0045 エースで4番の「ミニ丼」

町田市金森436-1

潮中華 KAZE

国道16号線の相模原駅入口交差点から県道503号を南方向へ進み家電のノジマの先約80mの左手にある店。県道の向かい側に4台分の駐車場が確保されていた。
店の裏手にも駐車スペースがあったはずである。

店の入口を入ると左側に製麺機がある。自家製麺の店である。

メニューは3種類

鶏郎
まぜ郎
つけ郎

それぞれ麺の量が3段階に分かれていた。
メニューから一目瞭然、二郎ライクな内容であろう。
さらに壁には野菜増しとか脂増しのトッピングの種類を表示している。

つけ郎の大盛と鶏増し(+50円)を注文した。

出来上がりに店主から「ニンニクは入れますか?」と聞かれた。
ついうっかり二郎語で「ニンニク」と答えそうになったが、「ニンニクと魚粉と唐辛子でお願いします」と日本語の返答が出来た。

麺は浅い皿、つけダレは丼で出て来る。
先ずは麺だけをいただく。
断面が楕円になる太い麺は、表面は滑らかでしっかり歯を押し返すコシがあるもので、噛むほどに甘みが感じられ大変旨い。
つけダレは、鶏の旨みが高密度に感じられる強い塩味で、脂の層が厚くコッテリとしたものである。
トッピングは大きく切った鶏のモモ肉、皮に焦げ目がついた香ばしくてジューシーかつ歯ごたえもある絶妙なもので、これを肴に呑みたいと妄想してしまった程の味わい。

麺とのマッチングが良いとかバランス云々というより、麺もタレも具も非常に旨いので、とにかく口に運ぶ行為に没頭してしまった。

ボイルしたキャベツともやしが大量に使われるという外見が二郎に似ているだけで、味は全く異なるものであった。
しかし、動物性の脂と角張ったタレで食べる人の脳のスイッチを入れ、麺の糖分を動力として、とにかくワシワシと食べさせるという特徴は二郎との共通点である。

大変満足した。

この店は以前「風と花」という店名だったが、店名を変えた。
この先も屋号の変更をする可能性があると思う。

よく飲食店を紹介する時に「○○にこだわった」という言い方をするが、「こだわり」とは本来その対象が取るに足らないものとか、とらわれてはいけないものというのが前提である。
つまり大切なものと認識している事に対して「こだわる」という表現は間違いのはず。

ここで正しい日本語の話がしたいのではない。
実は、店主には「こだわらない」というポリシーがあるのではと仮定したのだ。

この店はメニューを固定しない。
今回どんなに「つけ郎」を気に入っていても、次に来た時にも同じメニューがあるとは限らないのである。
どの店にもある「ラーメン」のような基本もない。
店主が日々試行錯誤を繰り返し、その時に自身が旨いと信じたものを提供すると決めているのではないか。
次から次と新しいものに取り組むのなら、時には今の味を否定する事も必要なのかもしれない。
守るという発想がなければ、よく耳にする「こだわり」のようなものは不用であり、それこそ「今」にこだわってはいけないのであろう。

それにしてもラーメン店で、味を変化させていながら人気を維持させる店は希少と思われるが、いつ見ても客が入っている店である。
皆、店主が次に何をやるのか楽しみにしているのだろう。

今のような塩を中心とした味付けが将来変わる可能性だってある。その時は店の名前も変わっているのではないか。
店主は店の名前にもこだわらないはずである。

今後もこのイノベーターの創る料理に期待したい。

ところで店内に「会話禁止」の表示があった。店のルールだそうだ。
この店には学割があるが、うるさくしたら割引しないとの表示もあった。
店主の応対からは温和な印象を受けるため、少し意外な気がしたが、「話なんてしていないで、とにかく食べてくれ」と解した。
しかし、食べている間は夢中になってしまうため、おしゃべりなんてする暇は無いと思う。

Dsc_0057   つけ郎 鶏増し

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神奈川県相模原市横山1-2-19

2018年10月
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